パストラル(J.ロドリーゴ)
ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999)の代表作は《アランフェスの協奏曲》であることに異論はないと思うが、ギター独奏曲にも傑作が多い。第1回パリ国際ギターコンクール作曲部門で優勝した《祈りと踊り》は私も一時期頻繁に演奏…

全ては薄明かりの中で(武満 徹)
日本を代表する作曲家、武満 徹(1930-1996)がイギリスの巨匠、ジュリアン・ブリーム(1933-)の委嘱によって書いたギター独奏作品。日本初演は1988年11月5日サントリーホールにてブリームによって行われた。 そ…

ガヴォットショーロ(H.ヴィラ=ロボス)
こういう時には、何を弾くべきなのだろうかと考えた…自然と、耳の奥で音楽が鳴り始めて彼はギターを構えた。そしてヴィラ=ロボスの《ブラジル民謡組曲》の中から《ガヴォット・ショーロ》を演奏した。5分ほどの質朴な温か…

黒いデカメロン(L.ブローウェル)
《黒いデカメロン》の一曲目〈戦士のハープ〉が、緊迫した、ほとんど魔術的なほどに広大な2オクターブの跳躍で始まると、 ….(p.394) キューバの作曲家L.ブローウェル(1939-)の人気曲。一時期、コンクールの自由曲と…

リサイタル概要
「マチネの終わりに」にはたくさんのクラシックギター曲が登場します。主人公、蒔野聡史がクラシックギタリストだから当然と言えば当然です。小説の冒頭もサントリーホールでのコンサートのシーンです。途中にも国際ギターフェスティバル…