長崎北高オーケストラ部

金武公民館でのコンサートの時に見つけたチラシ

 

昨年も聴きにきてくれていた二人の女子高生。昨年は中学校を卒業してすぐ、西陵高校入学前というタイミングでしたが、今年は立派に管弦楽部部員として活動していて一人は中学から引き続きCl.一人はVn.を始めたそうです。

ぜひ聴きにきてください、と誘われたので、母校のオケラ部の演奏を福岡で聴けるとは思ってなかったのもあって西市民センターまで行ってきました。

 

第1部の中学生の吹奏楽もレベルが高くてびっくり。パーカッションは移動があって大変そう。ポピュラー曲ではドラムやエレキベースが入ったり、ミラーボールが回ったり、振り付けがあったり。

 

2部のオーケストラは管楽器だけでは無い、弦楽器のサウンドが新鮮でした。

北高のオケラ部、当時、同級生がコンマスだったこともあって、即席弦カルを組んでもらって、ボッケリーニのギター五重奏曲を一緒に弾いてもらったことがあります。数年前、そのうちの一人と長崎県新人演奏家発表会のオーディション会場でばったり会って驚いたことがあります。弦楽器部門ではなく声楽部門で出場していましたが。

北高オーケストラ部のために作曲されたという「管弦楽のためのコッコデショ」。長崎くんちのシャギリの音や、コッコデショの勇壮な様子が表現された曲でした。

西陵高校の管弦楽部は人数も多く、オッフェンバックは迫力がありました。ラフマニノフのピアノコンチェルトはソリストの奇抜な髪型に度肝を抜かれましたが、演奏も全体にオーバーアクションという印象でした。バックのオケは律儀に演奏していました。今までは聞こえてこなかった伴奏音形もしっかり聞き取れて、ああ、こんな音を弾いてたんだ、と新鮮でした。

二校のオーケストラ合同のフィンランディアは、ティンパニが北高の生徒でしたが、普段の人数よりもかなり多かったでしょうから、マレットをもう少し硬いものにしたほうがよかったのかな、という感想。

一番最後は3つの中学校の吹奏楽部も加わってのラデツキー行進曲。スネアドラムだけでも6人くらい、コントラバスも12人?なんとも大所帯でした。中学生は第2部は客席前方で聴いていましたが、その場で起立しての演奏。みんな暗譜してたのかな?

若さと懐かしさなコンサートでした

投稿者: ギタリスト 橋口 武史

長崎出身で福岡に住む自然派クラシックギタリスト。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください