橋口武史のOn the Beat vol.21

もう2回オンエアが終わってしまってて(土曜日の21:00と月曜日の13:00詳しくは下の方へ読み進んで下さい)、今更…かもしれませんが、5月後半は「実は違う作曲家だった」特集です。

  

まずはプニャーニの作として発表されたけれども、実はF.クライスラーが作曲した事が後に明かされた「プレリュードとアレグロ」。出だしのメロディーがしばらくミとシの音だけなので「ミシミシ」と言う人もいるようです。
川田知子のバイオリン、田中麻紀のピアノで。

川田さんは福田進一さんとも共演しています。

ギターの曲でも似たような作品が。巨匠A.セゴビアと共謀してA.スカルラッティの作として発表されたM.M.ポンセ作曲「組曲ニ長調」。S.トゥルシのギターで。組曲イ短調はS.L.ヴァイス作とされてましたね。よく聞くとバロック時代にはアリエナイ音使いが出てきたりするので、すぐバレそうなもんですが。

以上2つは作曲家自身が後に真相を明かしましたが、余りに有名になり過ぎて固有名詞化してしまっている作品を2つ。

まず、「アルビノーニのアダージョ」実はレモ ジャゾットという人の作曲です。
パイヤール室内合奏団の演奏で。

お次は「カッチーニのアベマリア」V.ヴァヴィロフという人の作品です。森麻季のソプラノで。

最後の生演奏はJ.アルカス作曲「椿姫の主題による幻想曲」。以前はF.タレガの作品と言われてました。

vol.21のオンエアは

5/23(土)21:00

5/25(月)13:00

5/30(土)21:00

6/1(月)13:00

の4回の予定です。

オンエアー時間にこちらをクリックしたら聞けるはずです。

http://tunein.com/radio/FM-Karatsu-868-s210520/

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868@fmkaratsu.comまで

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投稿者: ギタリスト 橋口 武史

長崎出身で福岡に住む自然派クラシックギタリスト。

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