クラシックギターを使う音楽ジャンル

音楽が誕生して以来、ジャンルはどんどん多様化していますが、その中でも頻繁に用いられるのがギターではないでしょうか。
ギターの中にも種類が沢山あり、ジャンルによって使われるギターが異なる場合もあります。
その中でクラシックギターを使うジャンルは、文字通りのクラシックの他、フラメンコ、ボサノヴァ、フォルクローレ、ジャズ、ラグタイムなどがあります。
こちらではクラシックギターが演奏に使われるジャンルをご紹介します。

クラシック

リュートやビウエラなどの弦楽器などと同様に、和音が出せるギターは伴奏楽器としても古く、中世から使われていました。

クラシック音楽の歴史の中で、ギターが最初から主役のタイプだったわけではありませんが、
古典期では、フェルナンド・ソルマウロ・ジュリアーニディオニシオ・アグアドフェルディナンド・カルリマテオ・カルカッシら、
ロマン派では、ナポレオン・コストヨハン・カスパル・メルツジュリオ・レゴンディルイジ・レニャーニなど、

そして近現代では「近代ギター音楽の父」と称されるフラシスコ・タレガなど優れたギタリストが作品を残し、
20世紀には、スペインのギタリストで、20世紀以降のクラシックギターを現在の地位に高めたとされ、精力的なコンサート活動で有名なアンドレス・セゴビア

そしてその後はナルシソ・イエペスジュリアン・ブリームジョン・ウィリアムズクリストファー・パークニングなど次々に世界各国に現れた優秀な演奏家により、今日、クラシックギターは確固たる地位を築き大活躍をしています。

また、近年では「サンバースト」の作曲を手がけたアメリカのアンドリュー・ヨーク(1958-)や「タンゴ・アン・スカイ」で著名なフランスのローラン・ディアンス(1955-)などクラシックギターの特性を生かした粋なアレンジで多くの若いギター奏者を惹き付けているギタリスト兼作曲家も忘れてはならないでしょう。

フラメンコ

唄や踊りの伴奏から独奏フラメンコギターのスタイルを確立したラモン・モントーヤ(1880~1949)、それに続く伝統的フラメンコギタリスト、ニーニョ・リカルド(1904~1972)、サビーカス(1912~1990)、マヌエル・カーノ(1926~1990)ら。
2014年2月に突然の死去で世間を悲しませた革新的フラメンコギタリスト、パコ・デ・ルシア(1947-2014)や、トマティート(1958-)、マノロ・サンルーカル(1943-)、パコ・デ・ルシアの影響を受けた世代のビセンテ・アミーゴ(1967-)などが挙げられます。
また、ルンバ・フラメンカのスタイルで演奏し、フラメンコとポピュラーミュージックを融合しワールドミュージックを確立したとされるグループ、ジプシーキングスもいます。

ボサノヴァ

ブラジル音楽のそれまでの形態のひとつ、ショーロやサンバに新しい感覚を吹き込み,ジャズの世界にも影響を与えた「ボサノバ」。ここではギターは欠かせない存在です。
「イパネマの娘」「おいしい水」などで知られるボサノヴァの神様アントニオ・カルロス・ジョビン(1927-1994)、ジョアン・ジルベルト(1931- )やバーデン・パウエル(1937-2000)、「黒いオルフェ」「ウォーキング・イン・リオ」で知られるルイス・ボンファ(1922~2001)、カエターノ・ヴェローゾ(1942-)、ボサノバ音楽を日本に広めた小野リサなどが知られています。

フォルクローレ

アルゼンチンやチリ、パラグアイなどで愛されているフォルクローレですが、アタウアルパ・ユパンキエドゥアルド・ファルー(1923-2013)、その甥で2014年に初来日したファン・ファルー(1948-)ビクトル・ハラアグスティン・ピオ・バリオスなどがギタリストで有名です。
アタウアルパ・ユパンキはジミー・ヘンドリックスのように左利きですが、特に左利き用のギターは使わず右利き用のギターに逆さまに弦を張り、演奏していたそうです。

ジャズ

ジャズの世界でもクラシックギターは活躍しています。
近年のミュージシャンではグラミー賞受賞経験を持ち、バークリー音楽大学の講師を務め、ジャコ・パストリアスやジョニ・ミッチェルなどとの共演でも知られるパット・メセニーがいます。
チック・コリア(1941-)率いるReturn to foreverに参加していたアル・ディ・メオラ(1954-)はパコデルシアとの競演も有名です。

日本ではイエロー・マジック・オーケストラのサポートギタリストの経験や、坂本龍一、矢野顕子、村上秀一らとのキリンバンドの結成で知られる渡辺香津美、などがいます。

ジャズではありませんが、ロックギタリストのエリック・クラプトン(1945-)が「アンプラグド」の中のTears in Heavenで演奏していたのはフアン・アルバレス作のクラシックギターでした。

他にもクラシック音楽に限らず、多くのポピュラーミュージックのジャンルで、スチール弦には出せない、深みのあるより柔らかいサウンドが必要とされる場面でクラシックギターは使われています。

シックギターを使うジャンル

ギターを使う音楽には様々なジャンルがあります。

20世紀以前にクラシックギターを世に広めたギタリストたちのことは、クラシック音楽の歴史でもご紹介しています。ギターの長い歴史が築いた土台と、先人たちが培い、後世に伝える道を作った音楽と演奏技術の基礎の上に、これらの広く多様化したジャンルを含むクラシックギターの活躍が成り立っていると言っても過言ではないでしょう。

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