クラシックギターのメーカー

世界では、どの分野においても様々なメーカーやブランドがしのぎを削っていますが、ライバル達との熾烈な争いは、生き残りを賭けた戦いだけにとどまるわけではありません。
ライバルがいることによって、時には、協力し合う関係、高めあう間柄などになることもあり、その分野において発展や進化が急速に伸びることもあります。

クラシックギターのメーカー
クラシックギターのラベルや口輪も美しい特徴の一つです。

いい楽器とは何か ー プレイヤーがいい演奏を追求するように、その答えを求めて製作家も日夜研究しています。

音楽の世界やこれからご紹介するクラシックギターにも様々なメーカーがありますので
クラシックギターを選ぶ際にご参考ください。

量産ギターメーカー

・アストリアスギター

九州・福岡県久留米市にあるアストリアスワークショップには、本物のサウンドを知り尽くした約15名のクラフトマンがいます。
1962年以来クラシックギターを作り上げてきた四十数年の実績を誇る彼等が、その技術をフルに活用し、パーフェクトなギターを誕生させました。
丹念な手 加工、素材の長いシーズニング、卓越した塗装技術と完璧な最終調整。
こだわりを追求し続けたサウンド、そしてスタイルは、手にしたプレイヤー達に大きな信頼を得ています。

・小平ギター (コダイラギター)

小平栄一氏が創設したメーカーで、長野県諏訪市にギター工房を構えるクラシックギターメーカーです。
多くのブランドが海外生産にシフトする中で、小平は国内生産にこだわり日本製クラシックギター専門の工房として、丹念に丁寧に手作業にこだわり抜き製作されています。
少人数体制にも関わらず、ハイクオリティと信頼度で人気のメーカーで、長年の経験や材料のシーズニングを惜しまず、なおかつリーズナブルな価格を実現しています。
職人技が光る匠のクラシックギターです。

・マルティネスギター

ヴォルフガング・イェリングハウスにより1978年に、ドイツで創設されたメーカーで、現在は中国に拠点を移し、確かな作りと豊かなサウンド、コストパフォーマンスなどで人気のメーカーです。
また、マルティネスは長い期間乾燥させた豊富な材料から、各モデルに適したものを選び抜いているため、高品質で、安定したクオリティのクラシックギターを作り続けています。
1970年代中期よりアメリカ・カリフォルニア・サンタクルーズ近郊で、製作を続けてきたクラシックギター製作家のケネス・ヒルが2005年より製品監修などを務めています。

手工ギター

複数の人が分業で ある程度大量に生産する量産メーカーと異なり、基本的に一人の製作家が最初から最後まで丹誠を込めて時間をかけて製作する手工ギターは、個性がハッキリとしていて、味わいぶかく、量産楽器には無い世界を持っています。
世界中にたくさんの名工がいるので全てを挙げることはできませんが、一部順不同にご紹介します。

・横尾俊佑(日本)

抜群の弾き易さを誇る横尾ギター。誰にでも自信を持ってお奨め出来る楽器です。
若かりし頃は故河野賢氏の元で故松村雅亘氏と共に修業時代を送ったそうです。ご子息の横尾真人氏も製作家です。「さくらの主題による変奏曲」で著名な作曲家、故横尾幸弘氏は叔父上にあたるそうです。

・黒澤哲郎(日本)

父上の黒澤澄雄氏に製作を学び、本場スペインに渡りM.テサーノスT.ペレスA.マリンなどから指導を受けています。まだ30代後半、エネルギッシュな作品はギラリと光る魅力があります。

・ヘルマン・ハウザー(ドイツ)

代々製作を続けているハウザー家。現在はヘルマン・ハウザー3世と4世のカトリン ハウザーによる製作が行われています。
はじめハウザーⅠ世はシュタウファーに代表されるウィーン系の楽器を作っていましたが、M.リョベート、A.セゴビアが弾くアントニオ・デ・トーレスの楽器を見てスペイン系の楽器の特徴を取り入れました。
1937年作のⅠ世の楽器はA.セゴビアが使用し世界中にその名が知れ渡りました。
ゲルマン系らしい構築感の強い「世界の銘器」と呼ぶのに相応しいものです。

・マリアーノ・テサーノス(スペイン)

マドリッド派らしいパキッと明るい音色と高貴な雰囲気を併せ持ったテサーノス。同じラミレス工房出身のテオドロ・ペレスと共同製作していた時期もありました。同名の父はA.セゴビアが使用していたホセ・ラミレスの製作者です。

・ワルター・ベレット(ベルギー)

古楽器の修理の経験を生かした柔らかくふくよかなサウンドが弾き手を至福の時に導きます。

・ケネス・ヒル(アメリカ)

表面板に新構造の素材を使ったモデルやA.de.トーレスのコピー、セゴビアが使用したハウザー’37(メトロポリタン美術館に保存してあります)のコピーモデルなどをリーズナブルな価格で製作しています。
マルチネスの技術アドバイザーも務めています。

その他にも日本のヤマハやスペインのホセ・ラミレスなど数々のメーカーがあり、数えあげればキリがありません。
また余談になりますが、モダンギターの原点とも言われるアントニオ・デ・トーレスは、ギターのストラディバリウス的な存在で、その製作技術はいまだ解明されていないところがあります。
このようにギターという楽器は他のクラシックの楽器と比べても同じかそれ以上に十分に広く深く楽しめるものです。

他の銘器、名製作家のことも調べて、是非素晴らしいクラシックギターの楽器としての歴史と種類、音色の違いの世界を楽しんで下さい。

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