学生さんのクラシックギターコンサート

2016年12月23日、その年の4月に行われるはずだった熊本大学クラシックギターコンサートへ行きました。
それは、山下紅弓(こゆみ)さんが熊大医学部アンサンブル部の学生さんたちに呼びかけて開催したコンサートで、2016年4月17日にすたじおG主催で福岡市あいれふホールで行われた山下和仁さんのバッハリサイタルの2日前、私はこのコンサートに行くようにしていたのでした。

そして、地震がおこって・・・4月15日は演奏会どころではなかったのはご存知の通りです。

でも、4月17日山下和仁バッハリサイタルVol.1はたくさんの方々のご協力をいただき盛況のうちに演奏会を終えることができました。
そして、9月5日は同じくすたじおG主催福岡市あいれふホールで山下和仁さんとの二重奏を含めたリサイタルを見事に成し遂げた紅弓さん。
これまた、たくさんの方々にご協力を賜り昼夜延べ240名ほどの方々にご来場いただいた熊本復興支援コンサートでした。(九大ギターアンサンブルの学生さんたちもたくさん来てくださってありがとうございました。)その後、ご来場いただいた方々の間で同プログラム内のソルの二重奏が流行っているように感じるのは私の気のせいかしら?
弾けないけど一番弾きたがっているのは、私ですが、笑。

震災から8ヶ月。まだまだ復興途中の熊本で紅弓さんと医学部アンサンブル部の方々の努力が実現したコンサートでした。
会場は補助席が出るほどに大入り満員。
演奏前に紅弓さんや学長先生の挨拶もきちんとあって、このコンサートの主旨がよく皆さまに伝わったのではないかと思いました。
復興支援やその他の学生さんたちのボランティア団体展示やサークル団員募集も行われていました。

 

 

紅弓さんが演奏活動で関わっておられる「熊本ギターの会」の先生方や「チェルノブイリの祈り」の方もいらしゃっていました。熊本へ行くと最近は知り合いが増えて嬉しいです。
それに昔(独身時代)からの知り合いに「なおちゃん!」と呼ばれると一気にタイムスリップ。時が止まったように感じます。

受付をお手伝いさせていただきましたが、紅弓さんの先生に大変お世話になりました。
お父様の山下和仁さんと紅弓さんの妹さんの愛陽(かなひ)さん、弟さんの波父(なみふ)くんもいらしていました。

 

四月に行われるはずだった会場は痛みがひどくて立ち入り禁止区域になっていました。

以下の写真は、山下和仁さんから私を通して、ご来場をお声かけていただいたうちの生徒さんの三村沙希さん。残念ながらお誘いが急だったこともあり、卒論が正念場ということで、熊本へは行けませんでした。

 

熊本でも福岡でも若い人たちの活躍は目覚ましく、クラシックギターがもっともっと盛んになればいいと思いますし、とても頼もしく思います。

12月16日、私の出身である西南学院大学現役生のギターサークル(河鹿ギターアンサンブル&ラテンパーカッション)の定期演奏会にも行きましたが、その話題はサイトやフェイスブックでたくさんのOBたちに取り上げられています。どこの大学も12月が主に定期演奏会だと思います。3年生は特にお疲れ様でした!社会人になってもギターを弾いてくださいね。一年生、二年生もよく頑張りました。練習をよくのぞいた子たちが一生懸命、堂々と弾いている姿を見るとその成長の早さと頼もしさに驚きます。

 

貴賓館コンサートは橋口武史の演奏する前の時間、すたじおGギター教室の発表会でもあったのですが
三村さんはソロ演奏はもちろん、私たち他の生徒さんやうちの娘との重奏で大活躍でした。
打ち上げのモンブラン倶楽部でも生徒さんたちは弾きまくり(飲みまくり?笑)とても楽しい時間でした。

私も十数年ぶりに橋口武史との二重奏を聴いていただくことができましたが
ハラハラドキドキのジェットコースターのような演奏でも、弾かないよりは弾くべきだと最近は思えるようになったのも
「私も手が震えるのよ。ブログ読んで私も頑張ろうっと思えた。一緒に弾きましょう。」などとレッスンの後に必ず私と二重奏をしていつも励ましてくださる生徒さんたちと河鹿OBギターアンサンブルの先輩方のおかげです。

河鹿OBギターアンサンブルの定演に初めて出演したのですが、落ち込むから嫌だとか、周りに優れた演奏家(それも最高級の!!)がたくさんいるのに、なぜ、私が弾かなくちゃいけないのか?と子どものようにだだをこねる私を複数の先輩方がなだめすかし、笑い飛ばし、おだてて、舞台に引っ張り出されているように感じています。

「ごちゃごちゃ言わずに弾け。振り返った時どれだけ綺麗な時間として輝くのかわかっているのか?君よりもっと弾ける先輩たちが弾けずに亡くなっているんだぞ。。。」

↑これは、効いた。。ように思いますが、こういうセリフを言い合える先輩がいることが幸せだし、こんなにギターが好きな人がこの世にいることに、本当に驚いたというか、その情熱に敬服してしまうというか・・・。どうやって次の世代に繋ぐか考えると沈んでいく私ですが・・・もう、ダメ・・と思った時に誰かが差し伸べてくれる手にすがりついてここまで来ています。スカイプで東京から橋口にレッスンを受けてくださってありがとうございます。先輩がたの人海戦術には本当に頭が下がります。このセリフの後に「河鹿よりすたじおG優先だから、あまり無理するなよ。」と優しいフォローがあったことも申し添えておきます(笑)

20数年ぶりの合奏は本当に楽しかったです!
50年ほど前!!には皆、現役でかなりの腕前でソロもバリバリ弾いていらっしゃった方が多いです。今の現役生は知らない曲がほとんどです。今の10代、20代にとって「禁じられた遊び」なんて化石の曲です。
それは、若い世代が良い悪いではなくて、伝えきれない私たち、物、情報、美味しいもの、楽しいものが溢れる時代、環境、色々な原因があると思いますが・・・。

河鹿OBギターアンサンブル内で女性の先輩たちがカルテット編成を組んでいらっしゃるのですが、(男性のカルテットやトリオもあります)男性の先輩方より合わせる時間が取りにくいそうで、小編成がない方が楽だと喜んでありましたが、女性小編成を是非、続けて欲しいです。男女混合でも、もちろんいいと思いますが。
女性は生涯続く家事育児介護を考えると確かにギターを弾く時間が男性より取り難いように思います。夜の食事に出るのにも身の細る思いをして出ている女性がギター界に限らず少なくありません。男性には男性社会特有の女性にはない厳しさ、重圧があると思いますが、男性がギターに限らず、釣りやゴルフ、登山などに出かけるのとは違うハードルが家庭や仕事を持ちながら趣味を続ける女性にはあると考えるようになりました。今、ギターどころではない働き盛りのギターを弾きたくて弾けない男性の方々、すみません・・・。60歳、65歳を過ぎてから、趣味があってよかったと思えるらしいですよ。お待ちしています(笑)

私もプライベートでは、ほとんど弾く時間がないし、自分の音楽を作るなんて橋口武史を前におこがまいことができるような環境ではないけれど、ないからこそ、「練習においで」と引っ張り出してくださって無理やり?弾かせていただいて大きな励みになりました。本当に感謝しています。

女性控え室で女性4名で聴いてくださって私が自信なさげに弾く曲に対して「良い曲ですね・・(以下、割愛、笑)」とコメントをくださって励ましてくださったことは忘れられません。
「定演は、私たちにとっては、一年間どうにか仕事と家事をやりくりをして気持ちを込めた一大イベントであっても家族にとってはだたの「遊び」なのよ。晴れの舞台であっても仕事以外で家族を放って出ることに変わりはないの。」
私にはその気持ちが痛いほどわかりました。その私の気持ちをまた、何も言わずとも痛いほどわかって組んでくださる周りの方々(家族を含めて)に頭の上がらない毎日です。

繋いで行ってこそ返って来るものがあるとずっと感じています。

私は先輩たちほどには現役時代は弾けていなかったけれど、当時の方が今のようなギター界を少しばかり知ってしまった故の大きなプレッシャーはなかったように思います。
でも、今の方が見えるもの、伝えられるものは、はるかに多いように思います。
学生時代には当たり前(その時もそれなりに大変だったとは思いますが)だった、合奏の舞台が、この年になっていろんなものを背負って立ったらひたすら大きかったし、重かったです。それは、年を重ねれば誰でもが背負うものであるとわかるが故に、今、若い学生さんたちに大いに羽を伸ばしてギター音楽の色々な世界を知って追求して欲しいです。社会に出てから、その貴重な時間を取り戻すのにはどんなジャンル、どんなレベルであれ、大きな苦労を伴いますから、若い学生さんの情熱、意欲が次のギター界を作ると思います。
関係者に「今頃二度目の青春でいいね〜」と冷やかされ、それもまた、ある意味、非常に幸せなのだと現役部員に感謝しつつ・・・

うちのギター教室へ子どもさんを連れていらっしゃって、待ち時間に私とお茶をいただいたお母様たちにどんなにたくさんのことを教えていただいたかわかりません。
生徒さん&生徒さんのお母様、橋口の共演者、仕事仲間たち、そして、わらべうた、オイリュトミー、教会日曜学校に育てられた感のある娘ですが
小学校や中学校の体育館でギターを堂々と弾き、担任の先生に「あなたは勉強だけでなくギターを弾いた方が心が安定する」と通知表に書かれる彼女も成長し、それに伴い、小・中学生の生徒さんも少なくなりました。
ギターレッスンの後にテレビのないうちの庭で「家族ごっこ」をして、そのまま寺子屋すたじおGと化し、勉強する子どもたちの時間がどれだけ貴重だったかと過ぎた日々を思い返すようになりました。
でも、いつかみんなギターを手にとって弾くときが来るだろうと信じています。
娘が「(昔うちで習っていた)〇〇ちゃんが今でも弾いてるって!」と言って学校から帰ってくるのを聞くととても嬉しいです。
今、すたじおGで習っている子どもの生徒さんは二人とも女の子です。
続けて、自分の子どもに伝えて欲しいと思います。
そう考えた時、語りの宮園智子さんの存在が大きく浮かび上がります。お孫さんがうちに習いに見えているのですが、息子さん、娘さん(ギタリスト松下隆二さんに習っていました。)そしてお孫さんへと繋がる音楽の豊かさを目の前にして、ただただ驚くばかりです。

9/5の紅弓さんのコンサートには、そんな生徒さんたち(休会されている方も含め)、先輩たち、河鹿OB会、OBギターアンサンブル方々のご来場ありがとうございました。(橋口武史のコンサートもいつもありがとうございます!)

河鹿現役生も私たちOBギターアンサンブルの拙い演奏を聴いてくださってありがとうございました。

私の二重奏の相手をしてくださる先輩、大学ギターサークル現役生の指導もお世話になってありがとうございます。

熊本経営者大学のギターの生徒さん、まるで、実験のように私の生徒になってくださってありがとうございます。「レッスンが楽しい!」と言ってくださって嬉しいです。

そして、山下ファミリーの皆さま、特に山下和仁さんに私はいくらお礼を申し上げても足りないくらいです。レコーディングの為のホール下見巡りから本番まで一連の仕事の中で教えていただいたことは、私の世界を大きく広げてくれました。人生が変わった?いえ、これから変わる?ように感じています。心から尊敬できる兄弟子を持った橋口武史を幸せだと思います。娘も山下ファミリーのことが大好きです。「お母さん、いいなぁ。」といつも言っています。

そして、山下和仁さんをすたじおGにご紹介いただくまでに私たち夫婦とお付き合いくださった大野朱美先生(毎年山下和仁さんのリサイタルを主催されています。今年も5月にあるそうです!)他、長崎ギター四重奏団ロッコーマン武田さん、関西の関係者の皆様にも本当に感謝しています。

大野ギター音楽院の合奏にまた参加させてもらいたいです。初見でバリバリ弾く皆さんに後で聞いたら、新曲「A.ヴィヴァルディ 調和の霊感」だったけど皆、家で弾いていたから初見じゃなかったって驚いたなあ。そしたら、大野先生が本当に初見の楽譜を持ってきて皆に配り、個人練習なしでいきなり合わせても、それもしっかり弾けてました。先生がそれを聴いて「家でさらうことが前提になると、弾けてるからと安心していると楽譜が全然読めていなくて驚くことがあるから・・・手で覚えているだけじゃなくてよかった。。」と安心してあったのを覚えています。ほとんどが女性のメンバーでしたが、片道1時間、2時間かけて来る方もいらして、しかも、新曲をバッチリ練習してある!一体どこからそんなエネルギーが湧いて来るのか?情熱の強さに驚きたじろぐ私でした。

ゆっこさん、また、ウクレレアンサンブルにも交ぜてください。ついて行けないと思うけど(苦笑)。すたじおGギターアンサンブル「ステラ・シフォン」?で一緒に弾ける日をいつまででも待っています。何回もお邪魔してお世話になった大阪での一瞬一瞬が貴重なエネルギー源になっています。

大阪のフルーティスト田中瑞穂さん、大阪で橋口の演奏を聴いてくださるのみならず、すたじおGを訪ねてくださってありがとうございます。「奈穂子さんがいないと困ります。」って、ありがとうございます。次の展開がとても楽しみです。

2016年、お世話になった方々・・・・9/5の他にも、
みんなのコンサートで毎年お世話になる西島みどり先生(山下さんのホール巡りの際、試奏用のギターを貸してくださってありがとうございました。みどり先生のギターを持って、宗像大社で歩く山下さんと橋口の後ろ姿の写真、とっても好きです。自分でこそっと撮って勝手にアップして夫と山下さんに「いいでしょ〜」と自画自賛、笑。二人とも認めてくれました。認めさせたと言うべきか?)

などなど、各コンサートへのご来場者、主催者、共演者、数え上がればきりがありませんが
山下ファミリー&ギターを頑張っている学生(昔学生を含む、笑)そして、橋口武史ではなく「私の仕事としてのギター」に深く関わった方々に絞った記事ということでお許しください。

本当にありがとうございました。

2017年はもっともっとお世話になることと思います。

すたじおGを(家族も、家族のような生徒の皆さんも含めて)今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2017.4.22 山下和仁バッハリサイタル Vol.2

2017.2.3 橋口武史ギターリサイタル

コンサート会場へのご来場、お待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

P.S.
12月16日は、モンブラン倶楽部で橋口武史のクラシックギターライブ
12月23日は、福岡南キリスト教会にてクリスマスイブ礼拝&聖劇にて橋口武史の演奏が行われました。行事が重なって、夫婦別行動になりました。

体が二つあったらいいのに!と思います!いつもコンサート会場に足をお運びいただく主催してくださった方にはもちろん、会いたいお客様にお会いできずに失礼したりしているかもしれません。残念でした。これからも橋口武史ともどもどうぞよろしくお願いいたします。

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