5月9日にギタリスト山口修さんの還暦記念パーティーで長崎へ行きました。

今年10周年を迎える長崎ギター四重奏団のリーダーを務めてくださっています。
橋口武史は、九州管楽合奏団にエキストラで出演という慣れない仕事の為に欠席でした。
夫は、私に修さんへお祝いのメッセージを託しましたが、その中に修さんは「雲の上の人だった」とありました。

夫にとってさえ雲の上の人を繋いで盛り上げてくださるカルテットメンバーの平戸健吉氏や坂元敏浩氏の凄さはもちろんですが、私を含めたその家族(子どもたちも!)も雲の上の方によく懐いて(笑)こうやってお祝いさせてもらえる、10年間本番を重ねた絆とその有難さを感じた1日でした。

修さんのお人柄がよく現れた、長崎を代表するビッグミュージシャンや画家の小崎侃さんら豪華キャスト揃ってのサプライズパーティーで、準備に携われた奥様でソプラノ歌手の山口純子さんと平戸ご夫妻のご尽力に拍手です。
また、長崎県人なら誰もが知るビッグミュージシャンを知らない私は、その方とたくさんお話させてもらった後に坂元夫人に「あの方どなた?」と聞く始末で、関係者の奥様方の私への教育は、今も続いています(笑)。
サプライズのネタに使われた坂元&平戸両氏の演奏、そして修さんたちプロの方々の演奏はもちろん、平戸夫人とプロミュージシャンのセッション、素敵でした⭐︎!

翌日は、母の日で九州管楽合奏団の本番。
長崎から帰ったその足で、娘と待ち合わせしてアクロス福岡シンフォニーホールへ。
クラシックギターとフォークギターを持ち替えて弾くってどんな感じか?とワクワクして会場へ向かいました。
残念ながら、座った席にもよると思いますが、ほとんど見えず、聞こえず。
ギターよりはるかに音の大きな管楽器に囲まれて、クリップ式のチューナーでも自分の楽器の音を合わせられないほどの音の洪水の中で、それでも指揮者からの指示が英語で直接飛んでくるというレアな状況だったと聞きました。
どんな合奏もそうですが、個人個人はそうやって目立たないことが多いですが、一人抜けると大きく違うというのを改めて思いました。
柔らかいハープの音色を下から支える鋭く硬い音は聞こえていましたから。
ギターの音色を鋭く硬いと感じたのは初めてで、これまた、いい経験になりました。

そして、その翌日は、私の誕生日でした。
実家の母にお祝いしてもらいました。

母は、人生で三度命の危機にさらされながら、蘇った奇跡の人ですが(父の兄がそう言っています、笑)そのうちの一度は、10年以上前、長崎で橋口が平戸氏や坂元氏、それに益田展行氏らと香港上海銀行で弾いたのを福岡から聴きに来た帰り、JR特急列車かもめの脱線事故に遭い、列車が田んぼに横倒しになった中を手首の捻挫のみで帰ってきました。

その時、私は打ち上げで、長崎のライブハウス&スナックのサニーサイドで皆さんと飲んでいて、ニュースを聞いた橋口の母から、私の母が乗ったカモメが何号だったのか?!と慌てた連絡が入って、その後は、橋口の両親がその事故現場まで駆けつけてくれたのでした。私はそのまま飲み続けた?いえ、帰ったような記憶がありますが、よく覚えていません。

山口修さんの還暦パーティーはサニーサイドでありましたが、私は、なんとなく雰囲気は憶えがあるけど・・・?と、思い出せない状態でしたら、夫から「その後に大きな事件があったから記憶がすっぱ抜けているんだろうけど、君はあそこで一緒に飲んだんだ」と言われて納得でした。

誕生日当日に実家の母と二人だけで食事をするというのは、結婚して初めてのことで、なんとも不思議な感覚でした。3度の危機を脱してこういう時間が持てることに感謝でした。
食事中に夫の共演者(女性)から電話が入りました。こうやって母と居るんだと言いましたら、「良いわね、女同士が一番よね。」と言われて、翌日彼女のお友達がギタリストと歌の合わせにうちへ見えたときに花束のプレゼントがありました。
こういうさりげない温かさにのほほんと甘えて生きている私・・・そのことが、すごくありがたくて嬉しい記念日でした。

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私より人生経験豊かなたくさんの女性たちに支えられているといつもいつも感じています。
皆さんのつながりがありがたいです。

写真は、もう一人、大阪へ行くと私が甘えてしまう女性、大野ギター音楽院の大野朱美先生からいただいた写真。
2000年に橋口がA.ピエルリさんと写っています。そんなに昔からお世話になっていたんだ!と福岡、長崎の皆さんはもちろん、関西からの支えがなければ、とても15周年は迎えられなかったと感じています。

橋口武史がフォークギターと一緒に吹奏楽の中で弾いたもう一本のクラシックギターは、大野先生にお借りしている「サイモン・マーティー」。普段、ソロ演奏の時は、松村ギターでないとダメな彼ですが、他楽器との共演で大きな音を要求される時は、このスコット・テナントが使っていたと言われるとてもとても大きな音の出る楽器にいつも助けられています。

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2015橋口武史リサイタル

2015橋口武史リサイタル裏

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すたじおGの横顔
すたじおGの横顔
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